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事件のあったルーマニアの治安はどうなの!? [ニュース]




17日、ルーマニアの首都ブカレスト郊外の森林で、

日本人女性の遺体が発見されました!



所持品などから、現地警察とルーマニア日本大使館が女性の身元を確認。

詳しい身元は明らかにされていませんが、

聖心女子大学に通う益野友利香さん(20)とみられています。


学生団体のインターンシップで、

日本語を教えるためにルーマニアに派遣された益野友利香さん。


彼女に何が起こったのでしょう!?

こんな事件が起きたルーマニアの治安はどうなっているのでしょか?







ルーマニアのメディアによると、女性は学生団体の海外インターンで、

ルーマニアの首都ブカレストから、西に約420キロ離れたクラヨーヴァ

に向かう予定だったようです。

しかし、遺体は、ブカレストから北に50きロ程度離れた地点で発見されています。

解剖の結果、女性は首を絞められて殺害された模様。



益野友利香さんとみられるこの女性のフェイスブックやツイッターが話題になり、

その内容や本人の写真も公開されています。


事件があった15日まで、心境などが書き込まれていて、


「ルーマニア17 件人みんな優しすぎて、研修すーっごい楽しみになってきたーー!!!!!」

「楽しみのわくわくと不安が共存してるよね」

「胸がきゅんと痛い(本気)そして吐きそう」


など、今回のルーマニア行きへの期待と不安がつづられています。



15日までの書き込みがあまりに日常的で、

若い人らしい表現で、その時々の思いが率直に綴られていて、

急に襲われた不幸な事件が余計に痛ましく感じられますね(>_<)




女性は、ブカレスト(ルーマニア)空港到着後、

現地の男とタクシーに乗り込むところを目撃されており、

違法タクシーに連れ込まれた可能性もあるとみられています。



20日までに、ルーマニア現地警察は、

殺害に関与した疑いで地元の男、V・ニコライ容疑者(26)を逮捕しました。


目撃情報では、空港に到着したばかりの被害者女性に声をかけ、

一緒にタクシーに乗り込んだということです。


V・ニコライ容疑者は、

出迎えが待っておらず、一人きりだった女性に「手助けをしてあげる」と声をかけたらしい。



学生団体の海外インターンで、治安が悪いと言われるルーマニアを訪れているにも関わらず、

「出迎えが待っておらず」という事態が、まず問題ですね!!



益野友利香さんとみられるこの女性のツイッターに、

「1人で深夜電車に3時間乗らなきゃだから、それが最大の不安」

という書き込みもあり、深夜の電車に女性が1人で乗らなければならないような

日程にも問題があると言えますね!



本人の意識の甘さもあったかもしれません(>_<)



日本は、諸外国の中でも、とびきり治安の良い国。

その中で、生まれ育っていると、

「危機管理」や「自己責任」ってことを意識せずに過ごしてしまいがちですが、


海外は、日本とは違うのだということをしっかりと意識した上で

自分がこれから向かう国、地域のことを事前に詳しく調べて行く!

それを怠ってはいけない!と強く思います。


では、益野友利香さんとみられるこの女性が被害にあった

ルーマニアという国はどんな国なのでしょう!?

ルーマニアの治安はどうなのでしょう!?




外務省のホームページによると、ルーマニアは、


面積は、約23.8万平方キロメートル(本州とほぼ同じ。)

人口は、約1,904万人(2011年)

首都は、ブカレスト(人口約194万人)

民族は、ルーマニア人(89.5%)、ハンガリー人(6.6%)など

言語は、ルーマニア語(公用語)、ハンガリー語



日本との関係は、

1902年、両国の駐オーストリア公使が外交関係樹立のための最初の協議を行なって以来、

伝統的に良好な関係が結ばれているようです。



文化関係も良好で、ルーマニアにおける日本文化に対する関心は高く、

各種日本文化紹介行事は常に好評だそうです。



日本研究・日本語学習に対する関心も高まっていて、

ルーマニアにおける日本語学習者数は、

小学生から大学生まで合わせて約2,000名(2009年度調査)に上るとか。


2005年には、ブカレスト大学修士課程に日本研究コース設置

2010年8月、同大学に日本研究センター設立。


など、本当に日本の文化や言語に対する関心の高さがうかがえます。


また、2009年1月末から2010年度末まで、

日本語教育・日本文化発信のためのボランティアが派遣され、

国内各地で積極的に活動したそうです。




ルーマニアの治安はどうなのか!?


「地域的には、都市部では、繁華街に限らず、あらゆる場所で犯罪が発生しています。」

とはっきり記されていることからもわかるように、

あまり治安の良い国とは言えないようです。



特に犯罪の多い場所としては、


ブカレスト市をはじめとする大都市の夜間帯における一流ホテル周辺(路上等)、

駅(ノルド駅等)、レストラン、公共機関内(バス,路面電車等)、観光名所


があげられていています。



女スリ犯、ぼったくりタクシー、ストリートチルドレン等の犯罪者集団が多数出没。

外国人旅行者などをターゲットとした抱きつき型スリ、ひったくり、置き引き。


このような路上犯罪が発生しているようです。



バス等の乗物内や市場等の混雑する公共の場所で、カバンを刃物で切られ、金品を盗られる。

ロマ人風の女スリ集団に囲まれポケットに入れておいた現金をすられる。


短時間で金品を窃取する、このようなプロまがいの犯行も発生しています。



駐車車両内から物品を盗むいわゆる「車上狙い」については、

駐車した場所が死角となっていれば、繁華街、住宅街場所を問わず起こるのが当たり前。



こうなると、本当に怖い地域なのか!?と思えますね!



今回、事件のあったブカレスト、それに公共交通機関、

危険な場所として載せられている所で起こった出来事。


ルーマニアの治安だけが悪いのではなく、

海外に行けば、日本と違って、どこも同じように怖い!

と肝に銘じて、しっかりと自分で危機管理しないと!と思います。




また、被害時間帯として、


犯罪時間帯は昼夜を問わず発生しており、特に夜間、深夜帯になると手口も荒くなる。

複数人でいても安心せず、犯行の機会を窺いながら尾行する者がいないかなど注意する必要がある。


との記載もあり、

やはり、夜、深夜には慣れない外国で出歩くのは危険!

と考えておかねば!ですね!!



参考にした外務省のサイト

http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/romania/data.html




被害にあった益野友利香さんとみられるこの女性のご冥福を祈ります。






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