ケンタロウさんの近況! 復帰は? [ニュース]
料理研究家のケンタロウさんが、
今年2月に首都高速道路をバイクで走行していて転倒、
6メートルほど落下するという大きな事故に遭ってからもう半年。
昨日から、そのケンタロウさんの近況が報じられていますが・・・
復帰はどうなのでしょう!?
ケンタロウさんの近況として、
高次脳機能障害、両手足麻痺で寝たきり・・・と報じられていますが、
高次脳機能障害とは、どんな症状なのでしょうか!?
近況や復帰が気になるケンタロウさん。
事故の様子や近況の情報はいろいろ流れていますが・・・
では、ケンタロウさんってどんな人?
<ケンタロウさんのプロフィール>
1972年東京生まれ。
武蔵野美術大学在学中よりイラストレーターとして活動を始める。
その後、料理家としてデビュー。
料理は“簡単でおいしく洒落っ気があって現実的なもの”をモットーに、
さまざまな層に向けてジャンルにこだわらずに展開。
“作る楽しさと食べる楽しさ”を大切にしたレシピを提案している。
公式ケータイレシピサイト「ケンタロウハウス」より
http://pc.kentarohouse.jp/
ケンタロウさんは、他にも、
イラストレーターとして、雑誌や書籍、店舗のロゴマークなども手掛けています。
センスあるエッセイにも定評があって、
同じく料理研究家の母・小林カツ代さんとの共著ほか著作も多数!
そんなケンタロウさんの近況や復帰について、
現在知ることのできる情報では・・・
両手足麻痺で寝たきりの状態。
高次脳機能障害になり、
意識はちゃんとあるんだけど記憶することが出来ないこともある、
言葉を発することも大変なようで感情表現もあまり出来ない。
など、現段階では、復帰は難しい状況にあるようです。
では、高次脳機能障害とはどんな症状なのでしょうか!?
高次脳機能障害とは、
脳の一部が損傷されたために、
失語症(他人の言葉を理解できない、自分でうまく表現できない)、
記憶障害(さっき言ったこと・言われたことを忘れるなど新しいことを覚えることが難しい)
注意障害(注意を向ける体力がなく、ものごとに集中できない)
など、脳の高度で複雑な機能に障害が起こるものです。
一見したところ、手足の運動機能障害のように明らかな変化として見えないために、
周囲からはわかりにくいのですが、今までには見られなかった上記のような症状が
突然あらわれ、まるで性格が変わってしまったような反応が周囲の人たちを
戸惑わせてしまうことがあります。
高次脳機能障害には、上にあげた以外に次のような症状があります。
これらがすべてあらわれるわけではなく、脳のどの部分を損傷したかにより、
症状は異なります。
・ 易(い)疲労性:急性期に多く見られ、精神的に疲れやすい。
日中でも眠りやすく、起きていてもボーッとしている。
・ 発動性の低下:自ら動き出すエネルギーがわかず、
ものごとを他人から言われないと始められない。
・ 脱抑制・易怒(いど)性:あとさきを考えず行動してしまう。いわゆるキレやすい。
・ 判断力の低下:ものごとを自分では決められない。
・ 遂行機能障害:行動が行き当たりばったりで、計画して実行することができない。
・ 失行:手足は動くが、指示された動作や意図した行動がとれない。
・ 失認:身近なものの色や形、親しい人の顔が見分けられない、体を認識できない。
・ 見当識の障害:時間と場所の感覚がない。
・ 病識の欠如:自分自身の障害が認識できず、障害がないかのような言動を見せる。
高次脳機能障害をもたらす主な原因として、
脳血管障害、脳外傷、低酸素脳症などがあげられます。
脳血管障害・・・脳卒中とも呼ばれ、脳の血管が詰まったり破れるなどして、
脳の機能が十分に働かなくなる病気の総称。
死亡や寝たきり状態をもたらすことも多い、重要な生活習慣病の一つ。
脳外傷 ・・・ 脳を覆っている頭蓋骨が外からの何らかの力で損傷され、脳が傷つくもの。
原因として多いのは交通事故で、男性に目立ちます。
低酸素脳症・・・本来酸素を非常に必要とする脳に、一時的に酸素が供給されなくなって
障害が起きるもの。心筋梗塞などによる心臓停止、窒息、ぜん息、
溺水(できすい)、一酸化炭素中毒などが主な原因。
こうした原因疾患への治療のなかで、意識が戻ってから「何かおかしい」と
気づかれることがあります。
また、家庭や職場に戻ったとしても、
日常生活や社会生活にうまく適応できないことで家族や周囲の人たちが
気づくことも少なくありません。
なかなか難しい状況のようですが、
奥さんの大谷マキさんの献身的な介護によって、
笑顔が見られたりすることもあるとか!
厳しい状況に負けず、
リハビリ頑張って、ぜひ、復帰してきてほしいと思います。
関連記事~こっちも読んでみて!~
http://syunwootodoke.blog.so-net.ne.jp/2012-08-21-1
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